ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds: 40th Anniversary Edition』が発売されましたね。40周年にどんな意味があるのかというと、もちろんファンが便乗リリースに一喜一憂、楽しんだり、こんなのが欲しいわけじゃないんだ、と文句言ったりするためにあるわけです。今回の記念盤の目玉はDVDですね。個人的には、さほどそそられません。僕は5.1chは環境無いですし、あったところでどうしても聴きたいかといえば、そんなことないですし。だけど、特別デジパック仕様のLimited Editionのパッケージを見ると、やっぱり欲しいかもって思ったりします。自分ではコレクターではないつもりなんだけどなあ。
こうして躊躇しているのは、僕はビーチ・ボーイズが大好きなんだけど、『Pet Sounds』自体に特別執着してないからっていうのもきっとありますね。ビーチ・ボーイズは『Pet Sounds』だけが突出して素晴らしいわけではないですから。グループとしての性質もあるでしょう。これがボブ・マーリーやマーヴィン・ゲイ、ザ・バンドだったらあっさり飛びついてるでしょうし。ブライアン・ウィルソンは20世紀の音楽史上の偉大な人物で、大好きですけど、別に彼の映像を見たいとは思わないし、スリリングで魅力的なライヴ音源があるわけでもないですから。これは優劣じゃなくて性質の違いです。ああ、でもまだ生きてますから、本人に直接お金を届けるということができますね。でも僕はブライアン・ウィルソンのソロアルバムを買い続けてるから別にいいか。CCCD路線を突っ走るEMIも好きじゃないですし(ビーチ・ボーイズのはCCCDではありません)。
『The Age of Plastic』
bounce.comに楽しみなニュースが載ってました。
ウィリー・ネルソンはすごい人なんだけど、けっこうアルバムには当たり外れがあると僕は思っているんです。すごいのはすごいんだけど、なんだこりゃっていうのも実はあるんですよね。プロデューサーとしてのライアン・アダムスの実力は知らないけど、この2人の組み合わせには面白そうな予感がするんです。演奏はライアンのバック・バンド、カーディナルズです。去年リリースされたRyan Adams & the Cardinals名義の『Cold Roses』は僕のフェイバリット・アルバムです。今年も一緒にツアーやってることだし、きっといい感じなんじゃないでしょうか。去年のフジロックでは困ってましたけどね。たしかメンバーが入れ替わってたような気がするけど、些細な問題でしょう。それにレナード・コーエンの"Hallelujah"や、グラム・パーソンズのカヴァーも収録されるらしいので、けっこうライアン・アダムスの色が強いんじゃないかなって想像してます。
ちなみにアルバムタイトルにもなってる"Songbird"っていうのは、フリートウッド・マックの大ヒットアルバム『Rumours』の収録曲です。けっこうたくさんカヴァーされています。僕はフリートウッド・マックってとくに好きじゃないんだけど、"Songbird"は女性シンガー・ソングライター(メンバーのChristine McVie)のソロ作という趣がして、大好きです。素敵な曲です。Eva Cassidyがカヴァーしていて、彼女のベストアルバム『Songbird』のタイトルにもなってます。僕はこっちで知りました。
せめて穏やかな夜があればそれでいいんです。夏の夜は、優しく穏やかで、もっと希望に満ちたようなものじゃなくちゃいけないんです。The Beach Boysの『Summer Days (And Summer NIghts!!)』ほど素晴らしいのが理想です。『Summer Days (And Summer NIghts!!)』はジャケットのMike Loveの胸毛が目印の、素晴らしいアルバムです。今はUK盤の『Today!』との2in1CDがすごく安く買えますね。『Today!』も素晴らしいのアルバムなので今はこっちの方がいいんじゃないでしょうか。2in1の方は持ってないので比べられないですけど、Mike Loveの胸毛は見なくてもすむんでしょうか? もちろん大事なのは胸毛じゃなくて内容ですからどっちでもいいですけど。ちなみにこのアルバム、特に夏に聴く必然性はありません。
お盆休み中は帰省してました。何をしていたのかというと、犬と遊んだり、涼んだり、本を読んだり…ですね。たいしたことはしてません。帰省なんてそんなもんです。
bounce.comのニュースに"伝説ソウルマン、豪華共演盤"というのがあったので見てみたら、なんと、サム・ムーアのことでした。サム・ムーアはスタックスのソウルデュオSam & Daveのサムの方ですね。「Soul Man」も歌ってるし、まさにソウルマンです。ちなみに「Soul Man」は"Im a soul man"と歌ったあとのホーンが最高にクールな名曲です。ブルース・ブラザーズでもおなじみ。まあ「Soul Man」を歌ってなくてもサム・ムーアは本物のソウルマンだけど。Sam & Daveも好きなんだけど、サム・ムーアがソロでリリースしたライヴアルバム『Plenty Good Lovin'』も大好きです。すごいシンガーですよ。
で、この豪華共演盤というのは、各曲それぞれに違うゲストを集めまくって構成するタイプのアルバムです。それぞれのゲストはみんな知名度が高くて豪華なんだけど、正直僕はこういうの流行って欲しくないなあ。そんなこと言っても、そういうアルバムのいくつかの売り上げに僕も貢献しちゃってるわけですけど。このアルバムでも、ちょっと疑問を感じたり、かみ合わせの悪そうな人選もあるけど、ビリー・プレストンとかスティーヴ・ウィンウッド、若手のヴァン・ハントとニッカ・コスタ等、良さそうだったり面白そうだったりする共演もありますね。
『リターン・トゥ・シン・シティー「ア・トリビュート・トゥ・グラム・パーソンズ」』
ジャニス・イアン、けっこう好きです。『Live: Working Without a Net』は彼女の2003年にリリースされたライヴ盤。1990年から2003年までのライヴから選曲されています。実に10年以上の期間があるにも関らず、特別違和感は感じません。楽しいですよ。新しめの曲も過去の代表曲も素敵です。別に「At Seventeen」を40歳過ぎてから歌ってもいいじゃないですか。お客さんも大喜びですし。元々この曲は17歳の頃を振り返ってる曲ですから(ジャニス・イアンはたしか当時20代)。
オフィシャルサイトのトップで流すぐらいだから、きっと新曲なんだろうなあ、とは思ってたんだけど、反面『Rock N Roll』(2003)の頃のアウトテイクだといいなあ、と願ってたりもしました。そう、気に入らないわけです。どういう曲かというと、ライアン・アダムスのアルバムなら『Rock N Roll』以外に収録したら完全に浮く、いや、違うな、UKロックが好きなアメリカ人がちょっとそういうのやってみよっかな、って思って試してみたような曲です。
Donavonはジャック・ジョンソンのレーベルからデビューしたので、サーフ・ミュージックの一派みたいに思われてましたよね。僕もそんな風に思ってて(だってそういう風に紹介されてたし)、一回ぐらいそのデビューアルバム『Donavon Frankenreiter』を試聴したような気がするけど、特に引き付けられなかったです。それで興味を失ってました。『Move by Yourself』を聴いてみよっかなって思ったのは、LOST HIGHWAYに移籍したからですね。
そういえば、Donavonには日本語表記のドノヴァン・フランケンレイターでスペルをイメージすると、絶対スペルミスをするというトラップが仕掛けられています。まあ、この方が日本人には覚えやすいとは思うけど、それにしても、さすがにこれはひどいなあ、と思うのです。
Name:しん
音楽とコーヒーと暇が好きな
20代後半。Macuser。
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