スターフィッシュとコーヒー

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Maceo Parker 『LIFE ON PLANET GROOVE』

 "2% Jazz, 98% Funky Stuff"

Life on Planet Groove 『Life on Planet Groove』はどこまでもファンキーなとにかくすっごいライヴアルバムです。メイシオ・パーカーといえばファンクミュージックの代名詞的な存在で、ジェームズ・ブラウンやジョージ・クリントン、プリンス等とのお仕事でも有名なファンキーなサックスプレイヤーですね。
 そのメイシオ・パーカーと、フレッド・ウェズリー、ピー・ウィー・エリスといったJ.B'sの盟友といっていい人たちが参加して、"Pass The Peas" "I Got You [I Feel Good]" "Soul Power"といったファンククラシックスを演奏してるんだからそりゃあ楽しくってしょうがないですよ。
 そう、クールでかっこいいだけじゃない「楽しさ」、それが僕がこのライヴアルバムが大好きなところですね。ヴォーカル付きの曲も多いし、喋る喋る、煽る煽る、これも音楽の一部になって凄いことになってるんです。"Addictive Love" "Georgia On My Mind"といったバラードも高揚感があって好きです。

 ところでレイ・チャールズの大ファンであるというメイシオ・パーカーの"Georgia On My Mind"(作曲はホーギー・カーマイケルだけど)、大好きです。リチャード・マニュエルのも(『Islands』)いいけど、このテイクも堪らなく大好きです。そんなわけで"Georgia On My Mind"マニアな人にもおすすめですよ。

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Neville Brothers『Live on Planet Earth』

 アーロン・ネヴィルのスタンダードシンガーとしての注目が高まるとともに印象が薄れてそうですが、ネヴィル・ブラザーズのとてつもないファンキーなかっこよさ、『Live on Planet Earth』にはそういうのがぎっしり詰まってます。まるでアースウインド&ファイアみたいな大げさなタイトルですが、いきなり「When you go to New Orleans」と始まるように、まさにニューオーリンズ産、とにかく跳ねる跳ねる。『Live on Planet Earth』は本当にファンキーでかっこいいライヴアルバムです。

Live on Planet Earth ネヴィルブラザーズはニューオリンズの音楽から生まれ、その伝統を継承しているグループですが、聴くと完全にネヴィルブラザーズサウンドとしか言い様がないんじゃないかってぐらいの音楽です。このアルバムにもスティーヴン・スティルスやローリングストーンズ、ボブ・マーリー等の多様なカバーがメドレーで収録されてるけど、どれもこれもネヴィルブラザーズグルーヴに包まれていて、違和感がないし、すごい勢いにのって盛り上がっていけます。MCで「アメリカンミュージックが生まれた場所、ニューオーリンズに連れてってやるぜっ」というのがあるけど、自分たちがやっている音楽へのこの自信、誇り、すごいものがあります。きっと聴けば納得ですよ。

 Planet Earth…地球、世界。それはある局地的な世界と同じ意味で、全ては繋がっている、そういう意味なんじゃないかと僕は思ってます。決してスケールの大きさを誇示したいわけではなく、おれたちはニューオーリンズの音楽をやってるけど、それは地球と繋がってるんだってことじゃないかと。このアルバムを締めるのは、ボブ・マーリー、カーティス・メイフィールドの「One Love/People Get Ready」ですし。そういえばあのジェイムズ・ジョイス(作家)も同じような意味のことを表現していたような気がします(彼にとってはダブリン)。まあそんなこと考えなくても問題ないですね。単純にかっこいいライヴアルバムとして楽しんじゃいましょう。
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Neville Brothers『Yellow Moon』

Yellow Moon 『Yellow Moon』といえば、サム・クック「A Change Is Gonna Come」マニアにとって外せない作品です。なにせニューオーリンズの雄ネヴィル・ブラザーズがカバー、歌うのはアーロン・ネヴィル、そしてダニエル・ラノワ、ブライアン・イーノという音創りのスペシャリストが参加してるとなれば、ものすごく良さそうですよね。実際素晴らしいです。あくまでアーロン・ネヴィルの歌を中心にしながらも、さりげなく盛り上げるリズム、ダニエル・ラノワとブライアン・イーノが創りあげる、歌に寄り添うように、そして幻想的でありながらもどこか温かいサウンド、素晴らしい「A Change Is Gonna Come」です。もちろんサム・クックのオリジナルにはかないませんが、オリジナルとはまた違う魅力があるし、20年以上たって、これだけ素晴らしいカバーが生まれているというのは嬉しいことです。ネヴィル・ブラザーズの場合、アーロンよりも、シリルやアート・ネヴィルがリードヴォーカルをとる曲の方が好きだったりもしますが(ネヴィル・ブラザーズは曲によってリードヴォーカルが変わるんです、そこが魅力の一つ)、この曲はアーロン・ネヴィル以外考えられないですね。本当いいんですよ。

 『Yellow Moon』には「A Change Is Gonna Come」以外にも、ボブ・ディランのカバーが2曲、ゴスペルスタンダード「Will the Circle be Unbroken」のカバーが収録されていて、カバーの選曲からもわかる通り、メッセージ色、祈りとしての面も強いアルバムです。当然音楽としても素晴らしいんですけど。ネヴィル兄弟総登場で歌う「Will the Circle be Unbroken」もかなりぐっと来る出来です。ネヴィル・ブラザーズのオリジナルはファンキーでかっこいいですよ。

 いわゆるニューオーリンズの「セカンド・ライン」を聴きたいんだったら、『Fiyo on the Bayou』やライヴ盤『Live on Planet Earth』、もしくはミーターズとかを聴いた方がいいと思うけど、『Yellow Moon』には『Yellow Moon』にしかない魅力をもった、素晴らしいアルバムだと思ってます。あ、そういえば『Yellow Moon』は、1989年リリース、ダニエル・ラノワプロデュースのネヴィルブラザーズの名盤と誉れ高いアルバムです。
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Daniel Lanois "Shine"

 ダニエル・ラノワといえば、U2やボブ・ディラン、ネヴィルブラザーズ、ロビー・ロバートソン等のプロデュースで有名で、実際すごい実績を持つ人です。他にもプライアン・イーノとの共同作業やヴィム・ヴェンダース監督の映画の音楽などでも知られてますね。

Shine 『Shine』はそんなダニエル・ラノワが2003年にリリースした3作目のソロアルバム。その独特な響きで、柔らかく包み込まれような雰囲気を持った、ちょっと不思議なアメリカンミュージックです。このアルバムはメキシコ、ダブリン、L.A、カナダからインスピレーションを得て作られたそうです。でもメキシコといっても雰囲気みたいなもので、アメリカから見た(ダニエル・ラノワはカナダ人ですが)メキシコっぽいなって思います。そんなわけで一般的なワールドミュージックみたいな感じはなく、あくまでダニエル・ラノワが探求し、経験してまとめあげた音楽なんじゃないでしょうか。ジョアン・ジルベルトがメキシコで音楽を創っても(『三月の水』とか)、メキシコ音楽にはならずジョアン・ジルベルトの音楽だったように(ちょっと意味は違うかも)。

The Million Dollar Hotel そんな『Shine』、ダニエル・ラノワ自身が「自分の最もメロディックな作品だと思う」と言ってるように、根本にきれいなメロディーがあって、穏やかで、気どらないシンガーソングライターのアルバムのように聴くことが出来ますし、その実績が示すようにダニエル・ラノワの音創りは特別です。地味といえば地味ですが、そういうふうに作ったんでしょう。華やかなのはボノとの共作曲である「Falling At Your Feet」(サントラ『The Million Dollar Hotel』にも収録されてます)ぐらいでしょうか。ちょっとこの曲だけ浮いてる気もしますが、その「Falling At Your Feet」が好きだったりもします。

 このアルバムで僕が心揺さぶられるような体験をしたかっていうと、そんなことはないです。でも、こういうアルバムが聴きたいとき、そしてそれで満たされてしまう時っていうのはあるのです。

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『シャイン Shine』

 監督:スコット・ヒックス
 出演:ジェフリー・ラッシュ, ノア・テイラー, 他

 『シャイン』は、オーストラリア出身のピアニスト、デヴィット・ヘルフゴットの半生を映画化したもので、かなり有名ですよね。僕もこの映画好きです。

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Michael Jackson "OFF THE WALL"

 『Off the Wall』、このアルバムは僕がマイケル・ジャクソンのアルバムの中で唯一通して聴けて、純粋にかっこいいと思うアルバムです。

 僕が音楽を聴くようになった頃には、もうすでに音楽の世界を越えたスーパースターであったマイケル・ジャクソン。当然聴く機会はあったんだけど、ちっともいいとは思えませんでした。芸能としてとらえればおもしろかったけど。PRINCEの熱心なファンだった僕は、比べるのもどうかしてると思ったほどです。さらに”オルタナティヴ、グランジ”の影響を受けてたのでなおさらです。

Off the Wall そういう訳で1979年リリース、クインシー・ジョーンズプロデュースの『Off the Wall』を聴いたのはだいぶ後になってから。びっくりしました、かっこいんだもん。純粋に音楽として。芸人と認識していたマイケル・ジャクソン(ジャクソン5時代は別)が、すごいミュージシャンなんだってやっと理解でき、認識を改めました。しかし調子に乗って買ったベストアルバムはちょっときつかった。曲によってはいいんだけど、通して聴くことは僕には困難でした。でも『Off the Wall』はかっこいいなあ。本当。音楽以外のところでつけられたマイケル・ジャクソンへの変なイメージを捨てて、良質のR&B、ポップミュージックとして聴けますよ。
 
 あ、昔もマイケル・ジャクソン好きでしたよ。音楽家としてとらえなければ。ムーンウォークとか楽しいし。そういえばメガドライブ(セガのゲーム機)で出てるマイケル・ジャクソンのゲームも持ってました(たぶん中古で異常に安かったから)。ひととおり笑った後友達にあげちゃったけど。
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おんがく日めくり, ポートレイト, 旅の思い出

 都会の雪はべっちょりしてて、ちょっとなあって思ってしまいます。田舎者な人です。悪くはないけど。

ジャンゴ・ラインハルト 僕がたまに見に行くサイトに、YAMAHAがやってる「おんがく日めくり」があります。「おんがく日めくり」はその日にちなんだ音楽の話題が載ってる音楽カレンダーです。YAMAHAだけあってちょっとクラシックの話題が多いけど、ジャンルにとらわれずいろいろな話題が載ってるので楽しいです。話題も音楽家の誕生日や没日だけでなく、例えばアレサ・フランクリンの『至上の愛』の録音日や、ウラディミール・ホロヴィッツのアメリカデビューの日など、いろんな話題が載ってます。イラスト付きなのも楽しいです。今日(1月22日)はJ.J.ジョンソンの誕生日で、明日はジャンゴ・ラインハルトの誕生日、明後日はキース・ジャレットの『ケルン・コンサート』の録音日です。ちょっと楽しくなってきません? 残念ながらもう更新は終了してますが、残ってて欲しいなって思うサイトです。企業サイトなのに暖かさを感じますし。イラストがあるからかな。

 イラストといえば、最近楽しく見てるのは「似顔絵ロック ~ Portrait in Rock」さん。ディスプレイの前でにっこりしてます。さらに文章があって楽しさ倍増です。似顔絵、ポートレイト(肖像画)って不思議に楽しいです。僕が音楽が好きだからかもしれませんが、音楽家の肖像だとさらに楽しいですね。

Sinead O'Conner ふっと肖像で思い出したのは、アイルランドを旅してたときに、現地で知り合った人とパブに行った時のこと。そのパブにご当地のU2のボノやシネイド・オコナーから、ボブ・ディランやミック・ジャガーなど、たくさんのミュージシャンの肖像が描かれた大きな絵があったんです。「誰だかわかる?」って聞かれて、ことごとく答えられたんだけど、ただ一人わからなかったのはブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ。ヒントで「カマカマカマカマカマカマ」【】って歌ってくれたんだけど名前が出てこなかった。彼の青春だったそうです。ちょっと悪いことしたかな。好きじゃなくてもフレディ・マーキュリーはわかったのに(まあわかるだろうけど)。それでも驚かれました。楽しい思い出ではあるけど、そんなことがあってもブームタウン・ラッツはいまいち好きじゃないです。

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Wilson Pickett死去, 『ソウル・サヴァイヴァー』

wilson pickett ソウルレジェンド、ウィルソン・ピケットが心臓発作で死去したそうです。享年64歳。(bounce.comより)
 
 また一人、偉大な巨人が去っていきました。でもこのニュースを聞いて思い浮かべたのは、やっぱり「ゥワァォッ」っていう強烈なシャウトとか、あまりにも有名な「ナー、ナナナナ」と、そのヴォーカルとともに強烈に襲ってくるグルーヴとか、そんなのばっかりです。とにかく強烈でパワフル。ふっとその名前を見ただけで、音が浮かび上がってくる、さらに身体が揺すられてしまう、やっぱり偉大な人です。

 最近の活動で記憶してるのは、サントラ『Only the Strong Survive』と『Blues Brothers 2000』です。実はどっちもサントラは持ってるのに映画は観てなかったりします。

ソウル・サヴァイヴァー 特に『Only the Strong Survive』での「Soul Survivor」は、まさに生き残ったものとしてのその存在感にすげえなって思ったものです。ちょっと調べたら『Only the Strong Survive』は『ソウル・サヴァイヴァー』というタイトルで国内盤DVDになってます。サントラの国内盤も出てたんですね。知らなかった。この映画はウィルソン・ピケットの他にも、ジェリー・バトラーやアイザック・ヘイズ、サム・ムーアやアン・ピープルズ等、すごすぎる面々が出演してるドキュメンタリー映画。観たいなあって思ってたんだけど、サントラでけっこう満足しちゃってたんですよね。サントラはすごく良かったです。特にジェリー・バトラーの「Only the Strong Survive」なんかすごいぐっと来ますよ。

 ちょっと離れましたが、ウィルソン・ピケットの音楽は生き残る、まさに『ソウル・サヴァイヴァー』、ということでまとめようかと思います。
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モータウンでビートルズを聴こう『motown meets the beatles』

 『motown meets the beatles』は、その名の通り、モータウンのアーティストたちが残したビートルズのカバーを集めたコンピレーションアルバム。

motown meets the beatles 内容的にはモータウンの豪華アーティストがずらり。本当にモータウンはすごかったんだなって思わせてくれます。スティーヴィー・ワンダーの「We Can Work It Out」みたいな名カバーから、いかにも営業戦略的な普通のカバーまで出来にばらつきはありますが、まあ面白いです。こっそりジョン・レノンやジョージ・ハリソンのソロ曲も混じってたりしますし、彼らのソングライティング能力の素晴らしさも楽しめます。あくまでちょっとおもしろいCDですけど。

 僕はこのCDを、たしか他のコンピレーションとあわせて3枚組で3000円しないぐらいで売ってて、安かったから買ってみたんだけど、けっこう良かったです。今は国内盤で1200円で買えますね。この値段なら買っても間違いないと思います。こういうCDは普通に聴くのも面白いけど、誰かといっしょに聴くときとかでも役に立ちます。ビートルズだからさほど音楽に興味ない人でも知ってるし、興味ある人ならおもしろがってくれるし。お店とかで流すにもいいんじゃないかな。

Aaron Neville そういえば僕は飲食店で働いていた頃、このCDからマーヴィン・ゲイの「Yesterday」を閉店の音楽として流してみたんだけど、ちっとも効果ありませんでした。閉店にはやっぱり「Ave Maria(アヴェ・マリア)」です。なぜかアーロン・ネヴィルの(趣味ですが)。「Ave Maria」の効果はすごいです。暖かく穏やかに閉店が演出できます。自然に家に帰ろうという感じで。「Ave Maria」からアーロン・ネヴィルの話題になって長居してしまうような素敵な人々は、いつまでもいてもらってOKです。そんなわけにもいきませんが。
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Lamont Dozier『Reflections of …』

 『Reflections of …』は、モータウンの黄金時代を築き上げ、支えた、プロデューサー、ソングライターチーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドのラモン・ドジャーのモータウン時代の曲のセルフカバー集。というわけで必然的にモータウンのとんでもない名曲の数々がぎっしり詰まってます。

Lamont Dozier その曲目を見ただけで、彼の功績の素晴らしさが一瞬で理解できてしまうような名曲ばかりなんですが、残念ながらというべきか、もちろんというべきか、そこにオリジナルが持っていた、全盛期のモータウンサウンドのとんでもない輝きや、躍動感といったものは一切ありません。「I Hear A Symphony」での弦の響きと歌唱とか、ぐっと来るものもありますが、 アレンジもありがちな、スロウなR&B風で特に目新しさもありません。シンガーとしても特別なものは感じません。感傷という言葉が似合ってしまうアルバムです。

Standing in the Shadows of Motown でも、それが悪いかっていったら、そんなことも無いとは思います。このアルバムは2002年にネット販売限定でリリースされ、聴きたいなって思ってたところ2004年に一般販売されたので僕はすぐ飛びついたんですが、正直「こんなもんか」って思いました。でも、気合いが入った作りではないんですが、すごく丁寧に作られていると思います。素晴らしい曲はやっぱり素晴らしいですし。気分と状況によっては合うと思います。純粋にカバーアルバムとして聴くんなら、サントラ『Standing in the Shadows of Motown』の方がずっといいとは思うけど、ラモン・ドジャーが自らやってるぶん感傷度はこちらが上ですし、統一感もありますよ。

 うーん、なんとなく素晴らしいアルバムではないかもしれませんが、例えばシュープリームスやフォートップスのCDのそばにひっそりと置いといて、たまに聴くといいかもしれません。「魔法の時間は終わってしまったけれど、その歌はまだ生き続けてるんだ」。まさしくそんな感じのアルバムです。モータウンの音楽が好きなら持っておいてもいいんじゃないかな。
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最高のポップソング The Ronettes "Be My Baby"

 そういえば、今たぶんTVドラマでロネッツの名曲「Be My Baby」が使われてるんですよね。正月実家に帰ったときにCMで聴いただけなので(普段はあまりTVは見ない)、そのドラマについて詳しいことは知りませんが、たとえちょっとだけのCMでも「Be My Baby」の破壊力はすさまじかったです。

The Best of the Ronettes 「Be My Baby」は60年代のガールズポップグループ、ロネッツの言わずとしれた大名曲なわけですが、どうも日本では手に入りにくいようですね。僕も持ってる輸入盤の『The Best of the Ronettes』にきっと「Be My Baby」に魅せられた人々が群がってロングセラーになってるんじゃないでしょうか(想像)。「Be My Baby」について語るなら、必ずフィル・スペクターという名前がついてくるでしょうけど、彼が今どんな人間だろうと関係ありません。「Be My Baby」はとにかく素晴らしいのです。魅惑の、魔法の、史上最強のポップ・ソング。そう言ってしまっても過言ではないでしょう。あのジョン・レノンが魅せられてしまったというのも有名ですね。

Brian Wilson その最高のポップソング「Be My Baby」、ロネッツ以外で僕が聴いたことがあるのは、ジョン・レノン(ボックスセット『Anthology』に収録)と、ブライアン・ウィルソン(『Live at the Roxy Theatre』に収録)というポップミュージック、いや20世紀の音楽史上に燦々と輝く大人物のカバーだったりします。まあ単に僕も彼らが大好きなだけですが。ジョン・レノンとブライアン・ウィルソンのカバーもそれぞれの魅力を持った素晴らしさですが、やっぱりロネッツのが最高です。アル・グリーンの一番新しいアルバム『Everything's OK』に入ってる「Be My Baby」は違う曲です。

 そんなロネッツの「Be My Baby」を『The Best of the Ronettes』以外で手に入れようとするなら、サウンドトラック『ダーティ・ダンシング』はどうでしょう? 僕はこのCD持ってませんが、収録曲を見ると良さげです。オーティス・レディングやソロモン・バークの曲も聴けちゃいます。リリースも新しいし(オリジナルは1987年ですが)音も良さそうですね(想像)。僕の大好きな曲「Some Kind Of Wonderful」のドリフターズのヴァージョンも入ってますし。この曲はキャロル・キングの方がずっと好きですけど(『Music』に収録されてます)。
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U2 "Beat On The Brat"

 U2は、けっこうトリビュートやカバーをやってますけど、そのなかでもラモーンズのトリビュートアルバム『We're a Happy Family: a Tribute to Ramones』に収録されてる、「Beat On The Brat」はかなりお気に入りです。

Ramones 「Beat On The Brat」はもちろんラモーンズのカバー(オリジナルは『Ramones』に収録)なわけですが、ラモーンズっぽいのは最初と最後だけで、あとは徹底的にU2っぽいです。別に大胆なアレンジを施してるわけではなく、ただ楽しそうに(本当に楽しそうに)U2がラモーンズの曲をやってるだけなんだけど、完全にU2なのです。誰が言っていたのか忘れましたが、「U2の曲は素晴らしいけど、それをU2が演奏すると、とんでもなく素晴らしいものになるんだ」というような話を聞いた(読んだ?)ことがあります。U2にはボノの特徴的な声だけじゃない、不思議なU2マジックみたいなのがあるんですよね。
 U2はラモーンズが好きだそうですが、どんな言葉よりも、ラモーンズのメンバーに捧げた曲よりも、ラモーンズが好きだってことが伝わってくるカバーです。なんとなくいっしょに「オーイェー」って歌いたくなっちゃいますよ。これはラモーンズの魅力でしょうか。

a Tribute to Ramones 『We're a Happy Family: a Tribute to Ramones』自体は、皮肉なことに僕ってそんなラモーンズ好きじゃないなって再確認させてくれるようなアルバムだったんですけど(嫌いじゃないし、それなりに好きだけど)、なかなか好感のもてるつくりのトリビュートアルバムだと思います。ちょっと僕はロブ・ゾンビのセンスが合わないみたいなだけです。パール・ジャムがライヴでやる「I Believe In Miracles」とか好きですし。
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Bob Marley & The Wailers, "Live!" Deluxe Edition

 Bob Marley & The Wailersの『Live!』のデラックスエディションが発売されるそうですね。一般的に未発表曲って当たり外れが多く、というか外れの方が圧倒的に多いものなんですが、ライヴ音源、特にライヴアルバムとして発売されたライヴのアウトテイクは、かなりの確率で当たります。
 
live bounce.comによると、「オリジナル音源にも収録された1975年7月19日のロンドン公演のライヴ音源に加え、その前日7月18日のパフォーマンスを録音した未発表ライヴ音源も収録される」そうです。これは欲しい。『Live!』はライヴアルバムの輝ける金字塔、本当に素晴らしいアルバムなんですが、唯一の不満は収録時間が短い、もっと聴きたい! っていうところだったので、これは歓迎したいです。収録曲と編集が気になるなあ。アーティストが発売しないと決めた音源を、そのアーティストの死後になって発売されて聴くのは多少の罪悪感を伴うんですが(残念ながら僕のファン心理はその罪悪感を乗り越えてしまうけど)、ライヴ音源だとなぜか素直に喜べちゃうんですよ。

live at the roxy しかし、Bob Marleyのデラックスエディション商法には、ちょっとだけいいかげんにしろよっていう気持ちもあったりします。最初の方は、たとえ持ってるアルバムをもう一度(もう二度だったりもする)買うことになるにせよ、そのクオリティの素晴らしさに喜んでたんです。『Catch A Fire』のジャマイカンヴァージョンのリリースは本当に素晴らしいことだと思うし。それが『Rastaman Vibration』のデラックスエディションに収録されてる1976年Roxyでのライヴ音源を、『Live at the Roxy The Complete Concert』としてDisc2にアンコール部分を加えてリリースされたあたりから変わってきました。リリースされたこと自体は嬉しいんだけど、やっぱり最初から完全版で出せよって思っちゃうのも無理ないことですよね。まあDisc2に収録された音源の素晴らしさで、そんな怒りは吹っ飛んじゃいましたけど。

kingston 12 Bob Marleyに関しては、アイランドリリースのアルバムは全部持ってるし(ダブったり三重にダブったりもしている)、ボックスセット、JAD時代の音源、スカ、ロックステディ時代、AMJのいまいちどういう権利になってるのかよくわからないライヴアルバム、DVDまで買い揃えまくってるんだけど、2004年リリースのボックスセット『Grooving Kingston 12』(これがまた素晴らしい!)以来よっぽどのことがないかぎり、なるべくこれ以上増やすのは止めよう、だいぶ音源ダブってるしって誓ったのです。しかし『Live!』のデラックスエディションはきっと買ってしまうでしょう。

legend Bob Marleyの音楽は、音楽そのものも、それ以上においても、僕にとって(多分あらゆる世界にとっても)本当に、本当に大切なものだし、そのためにお金を使うことはなんて有意義なんだ、って思っちゃうんですよね。でも、例えば『Legend』を繰り返し、繰り返し聴くことだって、むしろそっちの方がずっと有意義だとも思います。実際Bob Marleyの音楽に飽きるってことは無いし。やっぱり、キングレコードからリリースされてるBob Marleyのラストライヴが高音質で正式リリースされないかな、なんても思うけど。

 『Live!』のDeluxe Editionの企画は延期(中止)になりました。
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U2の来日公演決定

 U2の来日公演、U2//VERTIGO//2006TOURが決定しましたね。情報元はbounce.comです。4月4日、日産スタジアム。アルバム『POP』発売後の1998年以来だから、8年ぶりですか。しかし、日産スタジアム(旧横浜国際総合競技場)って微妙ですね。せめて埼玉アリーナにしてよって思います。スタジアムライヴが好きではないのです。あまり好きな人はいないと思いますが。

 その1998年の来日公演、東京ドームと大阪ドーム両方ともに僕は行ってます。とんでもないセット、演出だったし、ものすごいライヴでした。その中で僕が最高にすごいと思ったのは、もちろんセットや演出ではなく、4人のミュージシャン。その中でもU2のギタリスト、ジ・エッジにです。

U2 ジ・エッジのライヴでの存在感はとんでもないです。彼の創り出すサウンドに圧倒され、彼のコーラスは身体に染み込んでいき、ギターを弾きながらのうさんくさいダンスに魅了されてしまいます。一見すると、何考えてるかわからない、変な帽子かぶったうさんくさいヒゲのおっさんなんですが、ライヴだと異常にかっこいいです。そう、異常に。ジ・エッジの虜になってしまいそうになるぐらい。東京ドームの反響音ですら心地よく感じるように錯覚してしまうぐらいに(本当に心地よいわけはありません)。

U2 Vertigo もちろん、それは結成以来一貫して同じメンバーであるバンドの実力でもあるし、彼らとそのスタッフがより良いライヴにするための準備に力を尽くしているからでもあります。正直スタジアムは音楽をやるところだとは思いません。でも、行こうか悩んでるなら、めったにない機会ですからDVDでは伝わりきらないU2の魅力を体験しに行ってみてほしいです。DVDももちろん魅力的で、すごいんだけど。

 最新DVD『Vertigo//2005 Live From Chicago』では、真摯なメッセージ色も強いですが、ボノももうコスプレは止めようようよぉと思いながらも、笑いながら喜んでしまうような面もあったりして、楽しいです。現役のロックバンドとしては、新曲がかっこいいっていうのもポイントですね。これだけのキャリアを持つバンドが、ライヴ終盤を新しいアルバム『How to Dismantle an Atomic Bomb』からの曲連発で攻める、そしてそれが素晴らしいっていうのはすごいことだと思います。
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Alanis Morissette 『jagged little pill acoustic』

 『jagged little pill acoustic』は、アラニス・モリセットの大ヒットアルバム『jagged little pill』を、アラニス・モリセットさん自身がアコースティックで新録してしまうという、かなり後ろ向きな企画アルバム。最初アウトテイク集かと思ったら新録なんですよね。でも『jagged little pill』が当時好きだったので買ってみました。

jagged little pill acoustic そしたら何か、違う。来てほしいところで来ない、そんなふうに感じました。なにか物足りないんです。『Unplugged』は良かったので、きっとなんだかんだいっても、いいんだろうなあって思ってたので。もちろんアラニス・モリセットにも10年という時間が経っているわけで、同じ曲を録音したとしても同じようになるわけはないし、同じものを期待してたわけではないんだけど、どうもピンと来ないのです。

 そして、そのへんに放っておいて、5ヶ月経ってまた聴いてみたら、悪くないです。その曲の良さは10年経っても色あせていません。でもこんなアルバムとかベストアルバムとか出してないで、もっとオリジナルアルバム出したらいいのにっては思っちゃいますね。

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Bob Marleyのトリビュートアルバム『Chant Down Babylon』

 『Chant Down Babylon』は、1999年にリリースされた、ボブ・マーリーと現在のアーティストが無理矢理デュエットしてしまうという強引な企画盤。こういうのでは、古くはナタリー・コールが、亡きお父さんのナット・キング・コールとやって大当たりしてますね(『Unforgettable』)。カヴァーは好きなんですが、こういうのはちょっとなあって発売当時も今も思います。それでも買っちゃってるんですけどね。

Bob Marley Chant Down Babylon 参加アーティストはかなり豪華で、それなりにおもしろいし、ボブ・マーリーの曲の良さは楽しめます。でもやっぱり違和感ありますね。わざわざデュエットにしなくても、普通にカヴァーでいいんじゃないって思ってしまいます。普通にカヴァーするよりは、話題になって売れるんだろうけど。まあ、オリジナルが聴きたくなるっていう点では大成功してます。悪くはないんですよ。現代風のアレンジでボブ・マーリーの曲を聴くのも、新鮮でちょっと楽しいし、曲の素晴らしさが再確認できますしね。R&B風味の「Jamming」もけっこうかっこよかったりします。うん、けっこう楽しめると思います。そのうち聴かなくなると思うけど。僕も聴かなくなって掃除してて発見しました。でも、これはこれでいいんじゃないでしょうか。

Kaya N'Gan Daya トリビュート、カヴァーでボブ・マーリーを聴くなら、ブラジルの偉大なアーティスト、ジルベルト・ジルの『Kaya N'Gan Daya』がおすすめです。これは大好きです。もちろんオリジナルにはかないませんが、ジルベルト・ジルなりの良さがあるし、かなり伝わってくるものがあると思いますよ。

 ジルベルト・ジルの音楽は、ブラジル音楽といってもボサノヴァではありません。ジョアン・ジルベルトとは別人です。とってもファンキーなレべル・ミュージックです。音楽的にも素晴らしいです。彼のオリジナルアルバムもとんでもないですよ。
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『ドラッグストア・ガール』

出演:田中麗奈、他
監督:本木克英    脚本:宮藤官九郎

ドラッグストアガール これは、かなり、微妙な映画です。この映画で伝わってくるのは、田中麗奈さんはかわいい、それだけ。本当にそれだけ。でも麗奈さんが「うふっ」って微笑むと、まあいっかあと顔が緩んじゃいます。確かにこの笑顔はクスリになるなあ。でも映画としては…。まあ女の子の素敵な笑顔はそれだけで価値があるものなんだってことでしょうか。

 あとはテーマソングのバグルスの「ラジオ・スターの悲劇」が楽しいです。ポップソングっていいですね。この選曲はうまいなあって思います。でも映画としては…。

 なんでこんな映画見たのかって? それはやっぱり田中麗奈さんが好きだからです。…目的は果たされてますね。なんとなく、たまあに、しょうもないコメディを見たくなるときってありません? そんなときなら、もしかしたらおすすめかもしれません。

 そういえば僕はこの映画のことずっと『ドラッグストア・カウガール』だと思ってた。そう思っちゃうのも無理ないですよね、似てるし(『ドラッグストア・カウボーイ』っていう映画があるんです)。中身はちっとも似てないけど。
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『犬』

 2006年は戌(いぬ)年だったんですね。干支って正月に知って、しばらくすると、いや、たぶんすぐに忘れるっていうパターンを繰り返してます。もう去年の干支が何か忘れちゃってたし。

 音楽で犬といえば、やっぱり小沢健二さんの『犬は吠えるがキャラバンは進む』ですね。素敵なアルバムです。今は(といってもけっこう前だけど)『dogs』っていうタイトルに改題されちゃってます。名前もジャケットも前の方が好きだったな。中身はどっちも好きです(いっしょだから)。といっても『犬は吠えるがキャラバンは進む』の方しか持ってないけど。

 違いといえば、『犬』のほうにある小沢健二さん自身によるとっても素敵なライナーノーツが、『dogs』の方には無いようですね。文中で小沢さん自身が蛇足だと書いているように、確かに蛇足でしかないかもしれないけど、かなり素敵なライナーノーツです。『dogs』、または、小沢健二さんの音楽が好きで、読んだことがなかったら、ぜひ読んでみてほしいな。わざわざ中古CDを探さなくても、こんな時代ですから検索すればどっかしらで読めると思います。

 僕のiTunesを「犬」で検索してみると、ショパンのワルツ6番「子犬のワルツ」とエリック・サティの「犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲」がひっかかりました。意外。「dog」だとたくさんあるんですが。
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