スターフィッシュとコーヒー

"and started this song Everything's OK"

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キャロル・キングのこと Some kind of Wonderful

 もうどこで見たか忘れてしまったけど、「一流の作曲家は皆男である、作曲には男の方が向いている」って記事を見たことがある。こういう差別的な発言は大嫌いで気分悪くなるんだけど、そのとき真っ先に思い浮かんだのはキャロル・キングのこと。

tapestry キャロル・キングは大ヒットアルバム『つづれおり(Tapestry)』で有名なシンガー・ソングライターで、僕も高校生ぐらいのときそのアルバムを聴いたけど、そのときはあまりいいとは思わなかった。悪くないけどってぐらい。
 その評価が一変するのは、ダニー・ハザウェイの「You've got a friend」とアレサ・フランクリンの「You make me feel like a natural woman」を聴いてから。どちらもキャロル・キングの曲で、『つづれおり』に入ってるんだけど、僕は気づかずに感動して、ソングライターの名前を調べたらキャロル・キングだったというわけ。そして『つづれおり』を聴き返してやっとキャロル・キングとこのアルバムの素晴らしさが理解できた。でも、まだこのときはものすごいソングライターということで好きになっただけ。きっかけとなった両曲もダニー・ハザウェイとアレサ・フランクリンのカバーのほうがずっと良かったし。

Carole King シンガー・ソングライターとしてキャロル・キングの音楽を本当に好きになったのは、それからしばらくたって、ベストアルバムに入っていた「Some kind of Wonderful」を聴いたとき (オリジナルアルバムでは『Music』に収録)。
 「Some kind of Wonderful」はキャロル・キングが職業ライター時代にドリフターズ(日本の伝説的お笑いグループではなく、ベン・E・キングも在籍していたアメリカのコーラスグループ)に提供した曲のセルフカバーなんだけど、もうこの曲にいっぺんで魅せられてしまった。それまでは何かしながらBGM的に聞いてたのに、この曲が流れている時間ははっと手を止めて聴きいってしまったほど。
 それはシンプルで穏やかなラヴソングなんだけど、僕の心をぐっと、ぐっと掴んでしまった。実はこの曲マーヴィン・ゲイもカバーしててそっちを先に聴いてたんだけど、そのときはさほどぐっとこなかったのに。ドリフターズやマーヴィンゲイのヴァージョンは軽快なポップソングのアレンジで、それはそれで悪くないんだけど、このキャロル・キング自身で穏やかに優しく紡がれる「Some kind of Wonderful」は本当に、本当に素晴らしい。そうすると不思議なものでシンガー・ソングライターとしてのキャロル・キングの他の曲も素晴らしく感じるようになっていく。今まできちんと聴いてなかったんだなって。

 キャロル・キングのアルバムは『つづれおり』しか持ってない人は、ぜひ『Music』も聴いてみましょう。キャロル・キングを名前だけ知ってて気になってるけど聴いたことない人はとりあえず聴いてみましょう。冒頭の発言? あんなのどうでもいいですよ。キャロル・キングの音楽は男性にも女性にも、白人にも黒人にも日本人にもカバーされ続け、聴かれ続けているんですから。
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『ファム・ファタール Femme Fatale』

 監督;ブライアン・デ・パルマ
 出演:レベッカ・ローミン=ステイモス, アントニオ・バンデラス,他

femme fatale 強引さを示すたとえに「ブライアン・デ・パルマなみに強引な」っていうのがあるけど(僕が勝手に思ってるだけですが)、そのブライアン・デ・パルマ監督作品だけに強引です。
 
 僕はとくにデ・パルマ監督の熱心なファンではないんだけど、彼の映画を見ると「うおっ、強引だなあ」って思うことがしばしばある。でも、悪くないです。そんなことよりも、おもしろい。多分彼にはやりたいこと、表現したいことのイメージがしっかりあって、そのひずみが強引さに現れちゃうのかなあ、「あ、いいよここはこれで! 他にやることあんだよっ!」なんて。よくわからないですけど。

 で、『ファム・ファタール』なんですが、おもしろいです。タイトルからすると普通の悪女ものかなあって感じなんですが(正直デ・パルマの名前があったから見た)、これが意外に楽しめます。普通ではないですね。特に見たい映画がないんだけど、何となく映画が見たいって気分の時に見るといいんじゃないでしょうか。
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『バンディッツ BANDITS』

 出演:ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、他
 監督:バリー・レビンソン

bandits 僕はこの映画を公開当時、旅先のアイルランドの映画館で見ました。そう、今でも覚えています。主演ブルース・ウィリスが登場した瞬間、映画館で爆笑が起こったのです(僕を含めて)。なぜならブルース・ウィリスに髪の毛があったから(しかも微妙で、不自然な)。人の身体的特徴を笑うなんて人として恥ずべきことです。でも、この場合はしょうがないよね・・・。だって、しょうがないよ。狙ってるとしか思えないし。うん、しょうがない。ここで笑ってあげないとこの映画の存在価値が・・・。

 そして時はたち2005年、廉価版で発売されてるDVDのパッケージを見ただけで、また笑ってしまいました。もし、どうしてもこの映画を見たいなら、必ず誰かといっしょに見ることをおすすめします。でもこんなしょうもないことでウケてるのは僕とその映画館にいた人たちだけかもしれないし、もしかした普通に楽しめるかもしれませんよ。 とくに害があるわけではないですし。

 あ、僕にとってこの映画は旅先での楽しい思い出の映画で、楽しい印象があるんでよ。って、とってつけたように付け加えておきます。それにブルース・ウィリスけっこう好きですし。
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なぜか今さら第二世代iPodレビュー

 5世代目のiPodが発売され、動画再生が騒がれてる中、第2世代目のモデル、そして僕にとっても2台目であるiPod 15GBを最近再び使いはじめました。すごくピカピカです。なぜかというと修理に出して、もどったきたと思ったら、iPod mini(初代の方)が出て思わず買っちゃったから。そのiPod miniのバッテリーがへたってきたので、めでたく(?)僕のメインiPodに返り咲いたのです。

 iPod 15GBの特徴はなんといってもタッチホイールでしょう。これがけっこう使いにくい。完全にタッチセンサーで、ホイールは別にいいんだけどボタンが物理的に押すことができないのってけっこう不便。特に電源を切りにくい。反応がないボタンをじーっと押し続けるのってやなもんです。離したと思ったらまた電源が入っちゃうなんてこともあります。僕の場合初代のスクロールホイール(ホイールが実際にくるくる回るんです)からののりかえだったので操作性の低下はちょっと気になりましたね。まあこの反省が今のクリックホイールにつながってるのでしょう。大きさは当時はすごくスリムでスマートになったとちょっと感動したけど、今だとちょっと重って感じる。でもまだまだOKですね。

 そういえばリモコンがついてきてた気がするけど、それはどっか消えました。いまいちだったような気がするなあ。あとは15GBというiPodの歴史の中でもたった5ヶ月ぐらいしか発売されなかったレアさもポイントでしょうか。うれしくないですけど。

ipod でも久々に使ってみると、15GB入ると容量的にもいいし、Shuffleより音がいいし、悪くないです。バッテリーのことを除けば。nanoが欲しいなあと思ってたけど本家iPodもいいなあなんて思わせてくれます。まだ買わないけど。初代iPod(でかい)は現在ハードディスクとして活躍中。くるくる回るスクロールホイールはちょっと楽しい。個人的にはカラフルでコンパクトなminiが好きです。nanoでもかわいいグリーンかブルーが出たら買っちゃいそうです。
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さようならiMac G4

 先日iMac G4を売却しました。フラットパネルの初期型。僕にとって最初に買ったMacで、思い入れもあり、デザインも気に入ってましたが、しばらく使ってなかったし、OSもJaguarにしたまま、性能もiBookと変わらない、Tigerにするためにメモリを増やしたりするならMac mini買った方がいいかなと思って手放しました。最初のセットアップにやったら時間かかったり(OSがPantherになってから買ったiBookは一瞬、というか必要なかった)、一時期フリーズしまくったり(直しましたよ)したのもいい思い出です。まあ売ったのはそのフリーズのためにデータ全部消してからiBookにメインが移っちゃったからですね。たまに起動しなかったり不安定さは残りましたし。売ったのはソフマップです。不安定なものを個人に売るわけにはいかないですし。きれいに再生されて、OS9が必要か、そのデザインが好きな誰かに渡ることを祈ってます。

 でも、OSXの美しさ(このOSXの美しさに惚れてMacにしたのです)、iTunesの使いやすさ、iPod、その独創的なデザイン、なによりその楽しさ、十分に楽しませてもらったし、いろいろ役立ってもらいました。

 ちなみにMac miniはまだ買ってません。アップデートを待ってたりします。インテルMacも気になるし、次のMacはいつに、どうなるでしょう。それまではiBookです。iBookでも問題ないんですけど、やっぱりデスクトップも欲しかったりするのです。
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お風呂で聴くのに最適な音楽

kaya お風呂で音楽を聴くのも好きです。個人的な、お風呂で聴くのに最適なアルバムは、いろいろありますが、断言してしまいましょう、それはBob Marley & the Wailersの『Kaya』です。
 
 Jack Johnsonのアルバムなど他にもいいのがありますが、お風呂で『Kaya』にかなうものはありません。ジャケットのボブ・マーリーの笑顔、その通りのムードがこのアルバムには満ちています。アイランド時代のアルバムでボブ・マーリーが笑顔なのはこのアルバムだけです。1曲目の「Easy Skanking」からもうハッピーでリラックスです。Take it easyです。最高のコーラスワークです。「Kaya」でゆらゆら揺れましょう。そして「Is This Love」にひたりましょう、「Satisfy My Soul」が始まれば魂が満たされてゆきます。最高です。I Threesのコーラスにあわせていっしょに歌いたくなっちゃいます(家族がいる人はおかしくなったと思われるので止めましょう)。

 そんなわけでお風呂で音楽を聴くのが好きな人はぜひ試してみましょう。あ、もちろんお風呂でではなくてもとてもいいアルバムです。
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お風呂で読むのに最適な本

 お風呂で本を読むのが好きです。個人的な、お風呂で読むのに最適な本のジャンルはミステリー。しかも長編ミステリーがいいですね。あまり残酷なものは嫌ですが。

 なぜミステリーか? それはある程度集中できるし、先が気になる。おもしろいけど、さほど深みがない(例外もあるが)。読み返そうと思うものは少ないので捨てても惜しくない場合が多い。古本屋さんで安く売ってることが多い。なんて理由でしょうか。一番の理由は何となくぴったりだと思うから、何よりおもしろいからでしょうか。シリーズものだとさらによいです。登場人物の理解が早くなりますし、おなじみのキャラクターに会えるのもうれしいですしね。
 
 普通の小説だと、相性があり、お風呂にあわないものを引いたとき悲しい。エッセイも悪くないんだけど、そもそも個人的にエッセイで好きなものは少ない、なんていう消極的な理由もあります。

Yの悲劇 今読んでるのはエラリー・クイーンの『Yの悲劇』。その前に『Xの悲劇』を読み終えたところです。今さらかもしれませんが、おもしろいです。20世紀前半の欧米はおもしろいミステリーの宝庫です。今とさほど時代が変わりきってるわけではないですし、今ほどテクノロジーが発達してるわけではないのがミステリーにぴったりです。欧米にはある倫理があるので、あまりにもひどく、どろどろした、残酷なものはないですし、安心して楽しめます。エラリー・クイーンの前は森博嗣さんでした。これもおもしろくてかなり夢中になってました。ダイエットにもなるしおすすめです。水分はきちんと取りましょう。

 ちなみに僕は普段とお風呂ではけっこう読書スタイルが違います。ミステリーなんて時間の無駄だと思ってる人もお風呂なら違うかもしれませんよ。
 
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Damien Rice / ダミアン・ライス 『O』

 アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ダミアン・ライスのデビューアルバム『O』(オーって読む)を、ちょっと前にタワーレコードで衝動買いしました。音も名前も聞いたことなかったのに買った理由は、ジャケットを見てすごく気になったから。シンプルなジャケット。小さな絵と「damien rice O」、「You」と「Me」という文字だけ。その「You」と「Me」になぜかすごく引きつけられ、一応POPの説明を見るかぎりではよさそうな気がするし、と買ってみました。
 
damien rice 素朴なシンガー・ソングライターものを予想してたんだけど、ちょっと予想とは違ってました。基本的にはダミアン・ライスの歌にアコースティックなサウンドなんだけど、女性ヴォーカルと弦が入って、それがまたいいんです。特にダミアン・ライスの素朴で優しい歌声とあたたかなチェロの音色、そして女性ヴォーカルが絡み合うと、はっとするほど美しく、ほれぼれと聴きいってしまいます。後半ちょっとアレンジ過剰かなって思うところはあるけど、それでもいいアルバムです。特に3曲目の「the blower's daughter」から「cannonball」、「older chests」に続く流れはたまらないです。

 「the blower's daughter」は映画『CLOSER』に使われたそうですね(未見)。そのおかげで注目されて、こうしてこのアルバムに出会えたんだから感謝です。確かにいい曲です。CDはオンラインで買うことが多いんですが、こういう出会いがあるから店舗もいいなあって思います。
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『SHAFT 黒いジャガー』

SHAFT 黒いジャガーSHAFT 黒いジャガー
 監督:ゴードン・パークス
 出演:リチャード・ラウンドツリー、他
 音楽:アイザック・ヘイズ

 最高のオープニングをもつ映画。映画を見たことなくても、音楽だけは聞いたことがある人はたくさんいると思う。主人公私立探偵シャフトは「シャフトのテーマ」にのって登場するんだけど、もう異常にかっこいい。クールだ。字幕で「シャフトのテーマ」の歌詞がでるんだけど、その微妙さがまたかっこいい。「仲間のためならどんな危険も顧みないヤツは誰だ? そいつはシャフトだ!」「ヤツはむずかしい男だ、寝てみないとヤツのことは理解できないぜっ、ジョン・シャフト!」こんな感じ。まあ歌詞はどうでもいいんだけど。この映画を見れば「パッ・パ・パ・パ」とシャフトのテーマのフレーズを聞いただけで身体が反応してしまうようになるでしょう。

 それだけかって? そうさ、それがシャフトだ!
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ロストハイウェイ・ジュークボックス

 基本的にオフィシャルサイトって名のつくサイトにおもしろいサイトって少ないと思う。でもアメリカ、オルタナティヴ・カントリー系のレーベルLost Highway Records(ロストハイウェイ・レコード)のは違う。これがもう楽しい! 

Hank Williams 詳しいことは知らないけど、レーベル名からしてきっと偉大なカントリーシンガー・ソングライター、Hank Williamsの名曲「Lost Highway」から取ったんだろうし(間違ってもデヴィット・リンチの映画から取ったんではないと思う)、所属アーティスト(Ryan AdamsやLucinda Williams、他オルタナ・カントリー系アーティストにWillie NelsonやJohnny Cashなどの大物、なぜかElvis Costello等)を見てもこういう音楽好きで始めたんだろうなあって気がしてくる。サイトの作り自体はけっこうシンプルなんだけど、音楽であふれている。とにかくよく鳴る、しかも快適に。所属アーティストの紹介はもちろん、Lost Highwayで出した曲がほぼ全曲いい音で視聴できるし他、レーベル外でも彼らのおすすめアーティストの紹介、視聴があったりする。

 何より楽しいのはLOST HIGHWAY PERSISTENT JUKEBOX。このジュークボックスに入ってる曲は全部聞ける。しかも選曲がいい。Lost Highwayのアーティスト中心だけど、名曲「Everlasting Love」のRobert Knightのオリジナルや、Johnny CashがJoe Strummerと共演したBob Marleyの「Redemption Song」のカバーとか、思わず「おおっ」てなっちゃう曲も流れる。楽しいのでこの系統の音楽が好きな人はぜひ行ってみることをおすすめします。
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ライアン・アダムス、伝説のフジロックライヴ

「今年のフジロックで初来日し、伝説的なライヴを披露。稀代の多作家、天才シンガー・ソングライターのライアン・アダムスが、今年中に3枚リリースすると宣言したうちの2枚目完成!」

Jacksonville City Nights ユニバーサルミュージックでの、ライアン・アダムスのアルバム『Jacksonville City Nights』の紹介文です。その場にいた人は「確かに伝説といえば伝説だけど・・・」と苦笑することでしょう。僕もその場にいた一人です。このときの様子はこちらで詳しいですが、まとめると、
 
・その日は激しい雨が降り、雷も鳴っていた。
・ライアン・アダムス登場、うつむきながら演奏開始。
・見るからに酔っ払い。
・曲間ではワインラッパ飲み(楽しくビールという雰囲気ではない)、煙草吸いまくり。
・雰囲気ピリピリ。客席からの声援は完全無視。
・大ヒットアルバム『Gold』の曲や、オアシスの「Wonderwall」のカバーをやってウケを取ろうなんて気はまったくない。
・やっと喋ったと思ったら「何でこんな雨のなかに突っ立てるの?」観客凍りつく(雰囲気は伝わるのです)、ただでさえ寒いのに。
・演奏してたと思ったら途中で止める、バンドメンバーも戸惑ってる。
・「照明が明るすぎるし、熱いんだよ!」ってぶちきれる。やはり観客凍りつく、フェスなんだしそんなきれるほどひどい照明とは思わない。
・その後もなんかぶつぶつ言って、雰囲気最悪。バンドメンバーも戸惑う。
・ギターノイズをまき散らし、2時間のセットの予定を1時間ちょいで唐突に終了させる。 
・去り際「See you」て言って去っていったが、絶対戻ってこねえと思った。
・もちろんこれで終了、アンコールに応えるわけがない。

 こんな感じです。こう書き出してみると、かなり最低ですね。それでも、彼の音楽の素晴らしさは伝わってくるのです。実際僕は「すげえ」って思いました。そしてまた見たいと思いました(こんなの雰囲気最悪なのはもういやですが)。特に彼のシンガーとしての実力がライヴでは際立ちます、本当に感情的でソウルフルな歌声。確かにそのパフォーマンスはすごかったのです(人格にはかなり問題あると思いましたが)。

 一応ライヴの後まあライアンだししょうがないかっていう雰囲気もあったこと(僕もそう、思わず笑っちゃった)と、会場で「ひどいものを見た、せっかくすごいからと友達連れてったのに・・・」という声があったことを付け加えておきます。ある意味いろんな意味で伝説といえるでしょう。

 たしかパティ・スミスだったかが、ルー・リードについて「あんなに嫌な奴なのに、彼の書く曲はなんて美しいんだろう」というようなことを言っていたような気がしますが(うろ覚え)、そんなことを思い出しました。たしかにひどいライヴで、そのライヴ自体を褒める気にはなりませんが、彼の音楽への評価は僕の中では変わりません。むしろ上がってしまいました。再来日期待したいですね。

Stardust あ、アルバム『Jacksonville City Nights』はこんな秋の日にぴったりな、なかなかの良作です。カントリー色が強く、ちょっと聞くと地味ですけど、微妙に力抜けた感じが飽きないし、いいですよ。国内版のボーナストラックに入っているカントリー界の大御所ウィリー・ネルソンのカバー「Always on My Mind」もかなりいいです。カントリーってっ聞いただけで敬遠しちゃう人も多いと思うけど、カントリーはアメリカのルーツミュージックの一つで、たくさんのアーティストが影響受けてるんです。U2のボノだってウィリー・ネルソンのことは尊敬してるそうですし。『Stardust』なんか素晴らしい名盤です。おすすめです。
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Ryan Adams、本当に今年3枚目のアルバム『29』を来月リリース

「ライアン・アダムス、'05年内3枚目のアルバム『29』を全米で12月20日にリリース(日本盤は12月21日発売予定)」

 まさか本気だったとは・・・。たしかに年内に3枚リリースするという話は聞いてました。でも普通やらないし、やらせてもらえませんよ。その話を聞いたとき、本当だとは思いませんでしたし(本当ならいいなとはおもったけど。僕はライアンの大ファンなのです)、正直またわけわからんこと言ってんなあぐらいにしか思ってませんでした。何年か前にも同じようなこと言ってたような気がするし。

 今年1枚目の『Cold Roses』は2枚組でそれはそれは素晴らしいアルバムでした。それはもう満足しました。ですから2枚目の『Jacksonville City Nights』が出たときですら驚いたのです。前2作はRyan Adams & the Cardinals名義でしたが、3枚目の『29』はソロ名義だそうです。とにかく楽しみです。

 ライアン・アダムス、日本ではいまいち人気ないですね。本当に素晴らしいシンガー・ソングライターなのですが。ブライアン・アダムスとは別人ですよ? 多作家でたくさんの名曲を創りだしていますが、正直そうでもない曲も多いです。しかし、なんというか「聴かせる」んですよ。例えば小説家でも「読ませる」作家っていますよね。それと同じようなもので、ぐんぐんと聴きいらせてくれるんです。

Ryan Adams まあ百聞は一見に如かず(この場合は逆か)で聴いてみるのが一番。彼のオフィシャルサイトでがんがん聴けます。さらに彼の所属するレーベルLost Highwayのサイトではもっとがんがん聴けるので気になった方は行ってみたらいかがでしょうか。環境にもよるでしょうが、両サイトともとても快適で聴きやすいです。
 なにかと話題に事欠かない人なので(いろんな意味で)ユニバーサルミュージックJにある彼の紹介ページ(日本語)に行ってみるのもおもしろいかもしれません。「コーヒーとシガレッツとコミックと飼い犬とギターを愛する天才ソングライター」ですから。
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The Band『A Musical History』を買う

 The BandのCD5枚組+DVD、豪華ブックレット付きのボックスセット『A Musical History』がAmazonさんで値段が下がってたので買っちゃいました。欲しいけど、アルバムは全部持ってるから収録曲のほとんどはダブるし、他にもいろいろ持ってるし、未発表曲とDVDは気になるけど、高いし、未発表曲ってそんなたいしたもんじゃないだろうし、どうしようかなあ、でも欲しい、買っちゃえ! って感じで(このボックスセットを買った人はたいていこんなこと考えてそうですね)。

 で、内容の方ですが、Amazonのカスタマーレビューにあったとおり、でかい! もう立派な写真集ですね。本をめっくてると思わず顔がにやけてきます。さっそくDVDを見てみると、やっぱり素晴らしいです。かっこいい。貴重な映像どうこうより純粋に素晴らしいです。CDもThe Bandですから悪いわけがない。ただ個人的にはThe HawksのときよりThe Bandになってからの方が好きだということがわかりました。

a musicl history というわけでファンならこのボックスセット、にやにやしながら十分に楽しんじゃえるでしょう。なにしろでかいので、目に入るだけでいい感じです。ロビー・ロバートソンさんは一部で守銭奴よばわりされてるようですが(でも愛情こめられてそう)、生きてて、ちゃんと監修してくれてるんだからいいじゃないって思いますね。
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"Uncle Charlie & His Dog Teddy", Mr Bojangles, Nina Simone

uncle charlie & hid dog teddy 『Uncle Charlie & His Dog Teddy』は名曲「Mr Bojangles」が入ってることで有名な(Mr Bojanglesが有名なだけかもしれませんが)Nitty Gritty Dirt Bandのアルバムです。ジャンルでいえばカントリー、ブルーグラスでしょうか。「Mr Bojangles」はちょっと前日産のCMで使われていたのでおなじみですね。

 今なぜこの曲かというと、昨日おじいさんと犬がいっしょにバイクで郵便局に来て、おじいさんが用たししているあいだ、犬がバイクにまたがって待ってるのを見て(きっとおじいさんのまねをしているんでしょうね)、ふっとこの曲とこのアルバムのことが思い浮かんだのです。それはなんでもない郵便局の前にあたたかな光が差すような、心和む光景でした。

 「Mr Bojangles」にはたくさんのカバーがあります。オリジナルはJerry Jeff Walker。個人的に親しんでるのは Nina Simoneさんのカバー。Nitty Gritty Dirt Bandのようなほのぼのさはありませんが、じいんときます。

Here Comes the Sun Nina Simoneはムードが合うと、とんでもなく、異常にいい、シンガーです。普段でもいいんですが、なんというか感覚的にピタッとくるときがあって、そういうときは本当に引き込まれてしまうようになるのです。聞いているうちにNina Simoneムードになっちゃうこともありますが。最初に聞くなら親しみやすい『Here Comes the Sun』なんかがおすすめです。Mr Bojanglesも入ってるし、タイトル曲はビートルズ(ジョージ・ハリスン)ですし。ベストもたくさん出てるからそれもいいですね。気に入れば素晴らしい世界が待っています。
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about

blog name : スターフィッシュとコーヒー
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僕がそのときの気分で、ほとんどは好きな音楽について、ちまちまと書いている趣味のブログです。ときどき気になる音楽ニュースや新譜、リイシュー情報等も取り上げたりします。

リンクはフリーです。無断でももちろんOKです。知らせてもらえるとちょっとうれしいかな。もちろんリンクをはずすのもフリーです。つまんねえと思ったら遠慮なくはずしちゃってください。

コメント、トラックバックもお気軽にどうぞ。

【about me】
name:しん
好きなもの:音楽。コーヒー。
嫌いなもの:"ALL"以外のリージョンコード。CCCD。

【2006年9月22日に選ぶ15曲】
"What a Wonderful World" Sam Cooke 
"Little Red Corvette" Prince
"Tired of Being Alone" Al Green
"Baby We've Got A Date" Bob Marley & The Wailers
"Something" The Beatles
"Some Kind of Wonderful" Carole King
"She" Gram Parsons
"Everybody Hurts" R.E.M.
"Stay (Faraway, So Close!)" U2
"Stay Human (All The Freaky People)" Michael Franti & Spearhead
"Golden Lady" Stevie Wonder
"Ain't No Mountain High Enough" Marvin Gaye & Tammi Terrel
"Move On Up" Curtis Mayfield
"I Shall Be Released" The Band
"A Change Is Gonna Come" Sam Cooke
 
【旅のサウンドトラック5枚+1】
(今ならMP3プレイヤーで編集するから意味はないリスト)
Legend』Bob Marley & The Wailers
The Best of R.E.M. In Time 1988-2003』R.E.M.
The Hits/The B-Sides』PRINCE
Portrait of a Legend 1951-1964』Sam Cooke
All That You Can't Leave Behind』U2
 それと、バッハのピアノ曲集(たぶん平均律クラヴィーア)をどれか
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『きょうのできごと a day on the planet』

 ふらっとレンタルしてみた『きょうのできごと a day on the planet』(監督:行定勲 出演: 田中麗奈, 妻夫木聡, 他 )を見る。で、思ったのは「女の子に髪を切ってもらう」っていいなってこと。この映画では「友達の彼女に切ってもらう」ってシチュエーションなんだけど、これいいですね(田中麗奈さんかわいいし)。

きょうのできごと 美容師さんに切ってもらうのはダメです。仕事だから。彼女に切ってもらうのも嫌みだし、のろけっぽいからダメ。ちょっと気になる女の子とか、好意は持ってるけど恋愛関係には発展しそうにない友達とか、そういうのが素敵です。個人的な経験では仲良しの女友達がありますが、なかなか素敵な経験でした。出来上がりが気に入らなかったのはお約束ですが、もちろん言えません。せいいっぱいの笑顔でお礼を言いました。そんな微妙なところを含めて素敵なのです。そんなことを思い出させてくれる映画です。
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The Bandが特別なバンドになった瞬間

 ザ・バンドのことはもちろん知ってたけど、ある時までは、渋いねぇ、「I Shall Be Released」は名曲だねぇってぐらいの印象しかなかった。それが一変したのはBSでたまたまやってた映画『ザ・ラストワルツ』を見たとき。

the last walts なにげなく見始めたんだけど、どんどん引き込まれ、夢中になっていった。音楽がもちろん素晴らしく、かっこいいんだけど、ステージでのザ・バンドのメンバーたちも本当にかっこいい。ゲストも豪華で、若き日のニール・ヤングが出てくるんだけど、きったない兄ちゃんにしか見えなかったぐらい(ニール・ヤングも大好きで「Helpless」が始まったら感動してしまったけど)。

【“The Bandが特別なバンドになった瞬間”の続きを読む】
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PRINCEのチャリティーシングル「S.S.T.」

 プリンスのチャリティーシングル「S.S.T./Brand New Orleans」、かっこいいです。

prince 僕はこの曲をUSのiTunes Music Storeで見つけたんですが(よく視聴に行くんです)、残念ながら日本のには無くそのときは泣く泣くあきらめ(本当はちょっと待ってみた)、後日HMVのオンラインストアでCDで買いました。CD好きなので結果的によかったんですが。

 で、かっこいいんです。歌詞はカトリーナの被害者へ向けた真摯な内容ですが曲はポップで軽快、いい意味で力が抜けてる感じです。チャリティー曲って祈りをこめたバラードが多いような気がしますが、こういう楽しく、元気になる曲もいいなと思います。
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Starfish and Coffee

sign of the times 「Starfish and Coffee」はプリンスのアルバム『Sign 'O' the Times』の中の一曲です。とても素敵でキュートなあたたかみのある曲なんだけど、プリンスの最高傑作と呼ばれる、名曲ばっかり、テンション最高潮なアルバムの中ではちょっと地味に聞こえるかもしれません。実際はじめて聞いた時の印象はそんな強いものではなく、ちょっといい曲だなあって感じでした。

 この曲が僕の中で「お気に入り」から「特別」に変わったのは、このアルバムを熱心に聞いていた時期からしばらくたち、縁あってなにげなく聞かせてもらったプリンスのブートレグLIVEアルバムの中で、プリンスが「この曲知ってる?」と言ってさらっと演奏しはじめたとき。

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はじめまして

はじめまして。
とりあえず、ちょっと、なんとなく、始めてみました。
やってみたかったのです。
日々何か書いていってみようと思ってます。
もし読んでくれる人いたらありがとうです。
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スターフィッシュとコーヒー

Name:しん
音楽とコーヒーと暇が好きな
20代後半。Macuser。
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取り上げたミュージシャンのリストです。面倒なのでごく一部の記事しかサポートしていません。気が向いたら過去記事も加えますが、主に未来に向けて増えていきます。

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