スターフィッシュとコーヒー

"and started this song Everything's OK"

引っ越しと使い道のないギター

 引っ越しました。
 といっても、もちろんこの放置中のブログを引っ越したわけではなく、現実的に僕が住居を引っ越したのです。
 ある程度前は、わりと頻繁に引っ越していたのですが、今回のところは長かった。大変でした。最初はシェリル・クロウのベスト盤(久々に引っ張りだした)を聞きながらのりのりで作業してたのに、最後の方は時間に追われてぐだぐだです。身体も痛いしもうぐったり。家具が少ないから楽勝だろうと思っていたんですが、CDが、CDが重い、重すぎる。本が邪魔すぎる。

 それで思ったのは、紙ジャケいいかもしれない、ということ。扱いにくいし、たいてい高いので敬遠してたのですが、省スペース、軽い、というのは良いかもしれない。現実的には僕の持ってる数少ない紙ジャケものは、中身が飛び出て、悲惨な状態になってたんですが。
 まあ、とりあえず次引っ越すときにはプラケースからその辺で売ってる省スペースのやつに入れ替えて整理するのが現実的でしょう。
 それと、国内版のライナーノーツも邪魔でした。もう大分前から僕の買うCDはほぼ輸入版なんだけど、たまにボーナストラックにつられるのです。そろそろ割り切ろう。

 いろいろ大変でしたが、引っ越しの醍醐味は捨てることにあり。いろいろすっきりしました。All that you can't leave behind。
 しかし、捨てられなかったものの一つに、ギターがありました。他のギターはあげてしまった(食事はおごってもらったけど)中、一本だけ残ったギター。もともと友達が中古で買って改造したものを借りて使っていたのを気に入って、かなり惜しまれたものの何とか譲ってもらったものでした。高いものではないけれど、肩こりがひどくなるほどずっしりと重く、ワイルドな音がする白いレスポール風グレコ。しかしもう弾かないし邪魔です。それにアンプを通さなければ音は味わえない。もう僕が持つ意味はない。だけど、捨てられません。もう誰かが使ってくれるならかまわないんだけれど、ゴミになるのはとても耐えられない。僕が持っていてもゴミのようなものだけれど、本当にゴミになってしまうのを想像すると、ものすごく嫌な気分です。きっとそういうものなのでしょうね。
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準備中?

 どうも、お久しぶりです…。最近こんなのばっかりですね。はたしてこのブログ、存在する意味があるのだろうか…。
 
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2007

 2007年、ほぼ完全に近い形で放置してしまいましたが、音楽を聴かなかったというわけではもちろんありません。むしろ素晴らしいリリースが相次いで例年になく新譜を買った年でした。
 そんなわけで、せっかくだから僕の個人的なアルバム・オブ・ザ・イヤー2007年版をひっそりと発表しておきましょう。
 Wilcoの『Sky Blue Sky』に決定です。
 
Sky_Blue_Sky 理由、それはやっぱり個人的に選ぶからには、フィーリング、これが最も大事です。アルバム全体のイメージとしては、『Sky Blue Sky』というのどかなタイトルよりもアルバムジャケットのイメージの方がしっくりくる感じ。真っ白な空をたった一羽で飛ぶ鳥のようなWilcoの新しい世界、惹かれるものがあるのです。
 実はこのアルバムの何もかもを完璧に愛しきっているかというと、そうでもないんですよね。演奏面では弾きすぎだなって感じることもあるし、正直もう一歩盛り上がりに欠けるようなところもあります(これはあえてなんだろうけれど)。ただ、全体として捉えてみると、やっぱり特別なアルバムなのです。この先どうかはまだわからないけれど、少なくとも2007年という一年の中で最も僕に対して影響力があり、印象に残ったアルバムだということは間違いがないでしょう。
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CD購入記録

 お久しぶりです。
 僕はフォーエバーよりも、ライクアローリングストーンでアチェンジイズゴナカムな方を好む人なはずなんですが、やはり人というものはけっこう変わらないような気もするこのごろです。
 というわけで、例によってAmazonの輸入盤バーゲンで衝動的にCDを買い込んでしまいました。以下はその記録です。

Long Road Home: In Concert / John Fogerty
 ジョン・フォガティの2005年のライヴです。彼のキャリアを統括するようなベストアルバム『The Long Road Home』後ということで、誰もが聴きたいCCRの名曲が満載です。タイトルもいっしょだし同じコンセプトなんでしょう。『Premonition』もそうだった気もするけれど、気にしてはいけません。
 ジョン・フォガティはブライアン・ウィルソンとかといっしょでポップミュージック史上最も重要な人物の一人で、レベルミュージックの分野でも革新的な、いわゆるレジェンドと称される偉大な人なわけですが、特にそんな感じもしないというか、普通に音楽好きのおっさんみたいなところが素敵です。

The Best of... Live! / Marvin Gaye
 こんなタイトルですが、マーヴィン・ゲイの有名な1980年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルのライヴ盤です。いわゆる『Live in Montreux 1980』ですね。なんでこんなタイトルなのかわけがわからない。
 というか、映像があるようなあるようなあるんだけどね。まあいいや、安かったから(480円)。

Live from the Union Chapel / Damien Rice
 デビューアルバムがなかなか素敵だった気がするアイルランドのシンガー・ソングライター、ダミアン・ライスのライヴミニアルバム。
 それほど欲しい気もしなかったんだけれど、ちょっと聴いてみたいような気もしたのです。典型的なバーゲン買いですね。でも、こういうケースが後々大化けして愛聴盤になったりすることだってあるんだ。好奇心って大事です。

Here, My Dear / Marvin Gaye
 「離婚伝説」というとんでもない邦題で有名な『Here, My Dear』のリマスター&エクスパンデッドエディションです。マーヴィンのリイシューに熱心なHio-Oレーベルですが、エクスパンデッドの仕方間違っているだろう? とマーヴィンのファンならクレジットを見ただけで思うんじゃないでしょうか。
 でも、まあ、この値段ならリマスターのおまけとして楽しむのもいいかな。オリジナルを持ってない人には間違いなくおすすめでしょう。僕? もちろん持ってますよ。

THEMASTER1961-1984 / Marvin Gaye
 これ、最初にリリースされた当時、すごく欲しかったんだ。でも、今となってはそうでもない。
 ボックスセットっていうものは価値がどんどん下がっていくのが理想だと思うのです。それだけリイシューが進んだっていうことですから。僕はコレクター的なメンタリティは持ってない(はず)なんだけれど、それでも買っちゃったのは、あの時買えなかったものを今、という大人的な理由ではなく、いくつかの未発表曲がちょっと魅力的だったからです。結局のところ、僕はマーヴィンが好きなんだ。

Complete On the Corner Sessions / Miles Davis 
 もう、こういうのは知らなかったら知らなかったで幸せなような気もするけど、知ったら知ったで、きっと幸せなんだ。
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準備中

mifune
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2006年を振り返る

 突然ですが、僕個人の2006年ベストアルバム、Album of the year を発表しときましょう。ちなみに2005年はライアン・アダムズの『Cold Roses』でした。

 2006年にリリースされたアルバムを僕は多分だいたい10数枚買ってます(リイシューやコンピレーションを除いて)。その10数枚を全てリストアップするべきでしょうが、面倒なのですっとばして結論。

Reprieve アーニー・ディフランコの『Reprieve』に決定。
 理由は、これが最も僕の心を揺り動かしたアルバムだから。
 
 reprieve という言葉には「猶予期間」とか「一時的な救済」といった意味があるんだけど、そんなタイトルがしっくりと来るようなアルバムです。
 このアルバムから感じる、ぎりぎりに研ぎ澄まされた穏やかさ、みたいなものかな、そういうのが僕をどうしようもなく惹きつけます。素晴らしいアルバムです。
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ディクシー・チックスのグラミー

 いつのまにかグラミー賞の時期です。
 一昨年はプリンス返り咲き。昨年はスライ・ストーン登場というツチノコ発見級のサプライズがあったので注目してたんですが、今年はいつも通り忘れてました。

Dixie Chicks でも、結果を見ると面白いです。そう、ディクシー・チックスが目立つ賞を全部獲っちゃいましたね。ディクシー・チックスは女性3人組のカントリー・グループで、当然のように日本では人気がないタイプです。
 ただ、2003年、アメリカがイラク戦争に突き進んでいる時期にブッシュ批判をして、ものすごいバッシングを浴びたのは、日本の一般メディアでも報道されたので覚えている人もいるんじゃないでしょうか。僕は覚えています。
 パール・ジャムやR.E.M.ならともかく、カントリーの女の子グループ(差別的な表現ですが、よく知らないとそういうイメージなのです。当然間違った表現。)ですよ。ファン層から考えれば、すごいリスキーな発言です。パール・ジャムなら「パール・ジャムだから」で済みますが、ディクシー・チックスはものすごい事になってしまったわけです。

 ま、いろいろあって、最高の表舞台に立った彼女達、祝福したい気持ちになります。俯瞰して見ればサクセス・ストーリーですが、今回のグラミーを出来レースだと揶揄する気にはなれません。素直に良かったと思います。グラミーの主要4部門は売れて認められてないと取れない賞ですから、彼女達が実力と意志で勝ち取った賞です。

 と、褒め称えてみましたが、僕はその受賞アルバム『Taking the Long Way』を持ってません。少し気になったけどジャケットが趣味に合わなかったんです。ディクシー・チックス自体はそれなりに好きなんだけど、出たらとりあえず買うってほどではないんです。

Home ちなみに僕がディクシー・チックスを意識したのは、2001年の同時多発テロ後に被災者の支援のためにリリースされたトリビュートアルバム『America : A Tribute to Heroes』によってです。このアルバムは結果的にアーティストとしての意識が問われるところがあって、僕の中で、素晴らしいものと、完全に合わないものとに、すぱっと別れたアルバムです。その中でディクシー・チックスが提供したオリジナル曲 "I Believe in Love" は素晴らしい方に入っていて、単なるカントリー・ポップスじゃないんだなあ、と意識したのです。特に素晴らしいのはデイヴ・マシューズとスティーヴィー・ワンダーとU2でしたが、ディクシーズのも素晴らしいものでした。

 その "I Believe in Love" も収録された2002年のアルバム『Home』だけ持ってます。いいアルバムですよ。のめり込んでいるわけじゃないけど。
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The Beatles『The Capitol Albums Vol.2』を買う

 うっかり『The Capitol Albums Vol.2』を購入してしまいました。
 話題になってる『Love』を買わずにこれを買ってしまったのには深い理由は何もなく、ただAmazonで安くなってた(4180円)からです。

Beatles 一応説明すると、『The Capitol Albums』っていうのは、ビートルズのアメリカ編集盤を再現しようというシリーズです。そもそも一般の人にはどうでもいい代物の上、さらにVol.2では『Rubber Soul』に間違ったミックスを入れちゃって問題(話題)になりましたよね。
 エラー盤だったら嫌だなあ、とは思ったけれど、四千円ならリマスター盤1枚千円、うさんくさいのもらしくていいや、と思えばOKかな、と勢いで注文しちゃったんです。
 こういう買い物をすると複雑な気持ちになったりもするんだけど、結局のところ満足してます。

 うん、意外と面白いんです。音楽そのものは素晴らしいに決まってるので特に言うことはないけど、ささやかな変化が新鮮で楽しいです。このキャピトル盤のオリジナルになる正規盤アルバム(ややこしい)はしばらく聴いてないのに、身体に染みついているみたい。やはりビートルズは偉大です。それと、音が気に入りました。後は、キャピトルのマークが付いてるとすこしクールな気がします(錯覚ですが)。

 そもそもマニア向けの商品でしょうけど(僕はマニアではありません)、この値段なら、ビートルズのアルバムはベスト盤とレットイットビーとアビイロードしか持ってないような人にもちょうどいいんじゃないでしょうか。どっちだってビートルズです。僕が初めて買ったビートルズのアルバムは、スーパーのワゴンに入ってたうさんくさい3枚組ベスト盤です。それだって、とんでもなく素晴らしいものでした。

 ちなみに『The Capitol Albums Vol.2』を買ったもう一つの理由は、商品説明の「あなたがライアン・アダムスでないかぎり、同じ曲でも使い回さなければ、1年に4枚ものアルバムをリリースする習慣はないだろう」がすごく気に入ったから。
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Name:しん
音楽とコーヒーと暇が好きな
20代後半。Macuser。
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